オーディンスフィア 二次創作小説 その10 グウェンドリン×オズワルド 「海の日」
夏ですな。暑いです。
暑いだけで、3割くらい減ります。いろいろと。
「かいすい……よく?」
耳慣れぬ言葉に小首を傾げて、グウェンジリンは問い返した。
まさしく小鳥の仕草に「うおぉぉかわええっ」と哮る胸中の奇声をおくびにも出さず、
「聞いたこと無いかい?」
オズワルドの応えはあくまで涼やかだった。
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夏ですな。暑いです。
暑いだけで、3割くらい減ります。いろいろと。
えーと、またSSです。
SS連打とは珍しいです。自分でもびっくり。
お目汚し失礼いたします。
舞台は辺境の古城、「ワルキューレ」3章6幕1節と2節の間。
オズワルドが、グウェンドリンに目覚めのキスをした、まさにその瞬間から、というイメージで。
目覚めると、最初に目に入ったのは、見慣れた天蓋だった。
ああ、もう、朝かしら。
ふわり、と柔らかく、風がほほをなぜる。緑の色濃い匂いがした。
久しぶりのSSです。っていうか、更新自体が凄い久し振りです。ご無沙汰しております。
さて、お目汚し失礼いたします。
舞台は辺境の古城、「ワルキューレ」終章から数日後、「終焉」の前です。
では。
張り出す石舞台を蹴って、長靴が鳴った。
一条の風を選んで、その上にふわりと腰かける。森の吐息を含んで、風はなまめかしく湿っていた。その脇腹を腿でそっと絞ると、風は小さく嘶いて、ゆらりとグウェンドリンを高く押し上げた。
えっ、まだ「ワルキューレ」なの?
オーディンスフィアの発売以来7ヵ月近く経過しましたが、最初の一冊目のリプレイをえんえんやっております、にぽぽだいです。
久々のオーディンスフィアばなし。略してオーばな。
久しぶりのSSです。
お目汚し失礼いたします。
舞台は「ワルキューレ」序章、グウェンドリン、吹き荒れる嵐の戦場にてオズワルドに挑むの下りです。
では。
捲き上がる砂塵を劃する紅い円弧。
美しい、と。思ういとまが、あっただろうか。戦士は兜ごと頭蓋を割られて崩れ落ちた。
戦場の狂騒が一瞬にして凍りつく。
切りのいい20回目で、ようやく終章に入りました。
おれ、いっつも情報が遅くてさ、「朧村正妖刀伝」ですか?
ヴァニラウェアっていうか、神谷の新作。
一見「どろろ」っぽいみたいな? 「百助」と「鬼姫」って主役の名前も、「百鬼丸」から来てるのかな。
楽しみですね。何年先になるのかな。その時まで、日本が平和だといいけど。
おかげさまで、先日、当ブログも10000hitいただきました。
お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。拙作に目をお通しくださることを痛く光栄に存じます。
そのうえ、拍手迄くださる方もおいでです。ご厚意身に余ります。本当にありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いします。
10000hit記念というには遅すぎますが、5本目のSSです。
お目汚し失礼いたします。
舞台は辺境の古城、「ワルキューレ」終章から数日後、「終焉」の前です。
拙作「タイタニアン ナップルパイ」の翌日、位のつもりです。
寝台の上で胡坐をかくオズワルドの膝の間に座ると、ちょうど、彼の鎖骨の高さが、枕にちょうどいい。こつんと、額を、彼の右の鎖骨に、少し力を込めて打ちつけて見る。
二か月以上かけて、一冊目の半分くらいまでなんだ。終焉も含めて六冊と数えると、単純に計算して24カ月、丸二年かかるわけですか。えらいスローペースですな。
まあいいや。
久々のSSです。四本目。 鳥オズですが、鳥グリ風味? グリゼルダ←グウェンドリン×オズワルドと表記するんですか? 業界では。すいません、よく分かりません(>_<) お目汚し失礼いたします。 では。 戛々と、踵の金属が大理石の床を傷つけていた。イライラと踏みならす音は、軽く、ピッチが速い。 ねえさまだ。 グウェンドリンは姉の足音が大好きだった。サイズだけを体に合わせて縮めた、特別誂えのワルキューレ鎧の、涼しい金属音が、いかにもグリゼルダに似合っていた。
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