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2012年9月 6日 (木)

ドラゴンクエスト10の話

こないだ金メダル獲った柔道家の美女がいたけど。
絶対、キャラデザ板垣恵介だよね。そう言えば、バキもついに連載終了しましたね。

というわけで、今回は、突然DQXの話。はまっているんです。

今回は、やってない人にも読んでもらいたいので、珍しく極力ネタバレを避けて書いてみました。
ご笑覧のほどお願いします。


風の噂によると、最初の週だけで40万本くらい売っちゃったらしい。
正気か?
多すぎる!
道理でサーバーが落ちるわけだ。
もともと、400万本とか売っちゃうブランドだから感覚が麻痺しているのかもしれないけど、売りっぱなしのクローズドゲームじゃないんだから、もう少し絞った方が良いんじゃないでしょーか。
余計なお世話ですけども。
最初の週とか、混み過ぎてチャットが出来なくなるレベル。
恐ろしいことに実話。
誰に話しかけてもディレイがひどくて、へんじがない。ただのしかばねかよ、みたいな。
お前ら、他に楽しいことないのかと、夏なんだからどっか遊びに行けよと、本当思った。<はい、ここツッコムとこ。
もういっそネガティブキャンペーン張って、人こないように活動してみる?とかちょっとだけ真面目に思ったくらい。amazonの酷評レビュー書いてる人たちも、実は何割かはそういう動機の人が混じっているのでは、とか、勘繰っている。
すぐにサーバーが増設されて、しばらくは良かったけど、その後もトラブルが頻出。突然のサーバーダウンに、頻回の緊急メンテ。
8月最終週からは、最初期のプレイヤーの無料期間終わるから、少しは空くかと思ったのに、全然混み過ぎ。

公式サイトのユーザーの意見とか、ツイートとか見ても、そこに文句言う人は多い。
でも、40万越えたともいうユーザーの分母を踏まえると、おれの予想より苦情がはるかに少ないので驚く。
無論、みんな不満がなかろうはずもない。おれだって、読み込みが数秒長引いただけで舌打ちを惜しまないさ。
でもわざわざ、クレームつけるために腰を上げるほどかと言うと、うーん、そこまでヒマじゃないなぁ、と。そう感じる人が多いのではないかと想像する。
DQXプレイヤーの大半は、黒々と沈黙する画面の前で、密かに眉をしかめつつも、まあしょうがねーか、と鷹揚に構えているのだろう。
そこでモンスターペアレンツみたくマナジリ吊り上げてメーカーにねじ込んだりするわけでもなく。
「ドラクエ最強の呪文、マタメンテが炸裂」などとシニカルなツイートを飛ばして、ニヤリと笑いあう。
思い通りにプレイできない不自由にも不満にも動じない、タフで不敵な人たちなんだろうな。
だってなぁ。
考えてみれば、たかが、ゲームだし。
これが、電気、水道、ガス、交通機関みたいなライフラインなら、話は別だ。突然のトラブルで予定外のサービス中断は大問題だし、料金はより安く提供されるべきだ。
でも、たかが、ゲームなんだよ。無くたって、死にゃあしねー。
海外では映画監督として知られる、ある漫才師がかつて言った。
「こんなげーむにまじになっちゃってどうするの」
全くその通りだ。ここで腹を立てる余力があるなら、世の中、怒るべきことは、他にいっぱいあるよ。

大体、月1000円のサービスなんだぜ?
劇場でロードショウみたら1800円。安い居酒屋に、ちょっと飲みに行ったって、2000〜3000円。
それがDQ10は丸々30日、ほぼ24時間体制でサービスされて、1000円ポッキリ。
激安。本当に採算とれるのかと心配になるレベル。
健全に労働する社会人なら、何かに支払いをする時、自分だったら同じ程度の支払いを元手に、自分の顧客にどんなサービスが出来るのか、必ず思い返す習慣があるはずだと思う。
効率化や技術の洗練をきわめていて「自分は月1000円もらったらDQXスタッフと同程度以上のサービスが提供出来る」という強者もきっとおいでだろうが、正直、おれはそこまでは言えない。分野違いだから、カンタンに比較は出来ないけど。
そう思うと、多少の遺漏はあっても、そこまで目くじら立てる気には、おれは、余りならないんだよね。

ま、おれはそう思っています、というだけのことで、ゲームの愉しみ方は、ほんと人それぞれなわけで。
何が正しい、みたいな話をしたいわけではないんだ。
ただ、おれは、特に月額課金が始まってからのDQXプレイヤー達に、「たかがゲーム」「たかが1000円」という大人の余裕を感じてて、だから我がアストルティアは居心地がいい。臨時メンテナンスが頻発して、みんなイライラしていた時に「マタメンテ!」ツイートを見た感動って言ったら、無かった。
こういうプレイヤーさん達に混ざって遊べることを、おれは多分、誇りに思っていいのだろう。

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