Fate/stay nightの話の続き その2
Fateは否認の物語である。
と、おれは個人的に思っているのですけども。
おたく的に言うならツンデレの物語? 言行不一致の物語と言っても良い。やせ我慢の物語と呼んでも良い。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉があるけど、まさにそれだ。
Fateで誰かが何気なく「涼しい」と言ったら、それはすなわち、その人がその瞬間、火で炙られるような苦痛を耐えているということなんです。
同時に心頭を滅却するような、困難で、苛烈で、大抵は自虐的なやり方で、その感覚を抑え込んでいる。抑え込んでいることを忘れるほどにまで。
以下ごついネタバレありで、Fate感想等。
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