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2010年1月17日 (日)

Fate/stay night

明けましておめでとうございます。
ご無沙汰しています。と言って、前から読んで下さってた人って、どのくらい残っておられるかしら。
去るもの日々に疎し感みなぎるこのブログですが、おれ自身は去年は結婚とかしたりしまして、早い話、リア充でした。はっはっは。
……いや、ほんとですよ? おれの嫁は実在します。ええ、実在していますとも。はっはっは、いやだなぁ、いまおれの横で寝ているよ。

 
あだしごとはさておきつ。
このブログもそろそろ説明書き変えねばなりませぬな。オーディンスフィアの話題、もう1年半くらい書いておらぬですよ。看板にいつわりありすぎなのでは?
ご免なさい、それで、今回も違う話です。
Type-moonのFate/stay nightの話。
……って古まってる〜!?
いや、来週にも映画公開じゃないですか。当ブログ基準ではビックリする程タイムリー。ビックリする程タイムリー。特に意味なく連呼します。
 
そう言えば、PS2版レアルタ・ヌア積みっぱなしだよなぁ。
最初のPC版の発売、2004年1月末でしたね。もう6年くらい前なんですね。はやっ。
おれはPC版が最初でした。多分、おれにとって生まれてはじめてのエロゲではなかったか。
2004年の春先、どっか、腐向けのお絵描き掲示板とか渉猟していたとき、ハンターハンターとテニプリのイラストの間に、銀の装甲の騎士王が描かれていたのが、最初の出会いだったと思う。
イラストの説明書きで、その金髪ショタが、なんと女性で、しかも男性向けの18禁ゲームのヒロインだと。まあ、びっくり。
びっくりだけど、そのことだけなら別にどうということはない。腐女子系の板で大いにプッシュされる男性向けエロゲってどんなんなの、ってちょっと好奇心ひかれて、公式サイトへ行ってみたのが運のつきでした。
 

━━体は剣で出来ている。
 
やられましたね。
うず高く積まれた死体の上で、そのとどめを刺すように。
あるいは膝を屈して泣き崩れているように。
かがむセイバーとおぼしきシルエットに重ねて、例の呪文が書いてあったんですよね。
当時はアーチャーの固有結界の呪文とは知らないわけです。てっきりこのヒロインのための、コピーだと思いました。だって名前がセイバーだし。
廚くさい。いやー、もう確かに廚くさい。当時すでに廚二病という言葉はあって(偉大なり伊集院光)、こういう子供っぽいケレン味は、世間的には、かなり冷笑的にあしらわれるようになっていたと思うんです。
それなのに、この直球ど真ん中。
そこがよかった。
その瞬間ガツンとはまって、早速購入。その年の5月の連休はこれだけでつぶしましたよ。ファンサイト回った回った。
本当、はまりましたね。
 
以下ネタバレバリバリで内容の回想など。
 
主人公の男の子の周りに女の子がいっぱい、ってパターンってさ「天地無用」あたりが元祖なんですか?
知らんけど、まあ基本のテンプレートというか、一ジャンルというか、もはや伝統的様式美の世界を確立しているってわけですけど。
Fateがそのど真ん中を行っているとは、おれもさすがに思わない訳ですけど、一応、その分野に属するということで、いいですよね?
ああいうハーレムパターンって、男の願望が主な動力だと思うんですが、なぜか主人公が「朴念仁」で、周囲から寄せられる性的好意にきわめて鈍感だというのが、定型でしょ。なんでなんだろうか。なんか法律でもあるのか。
それはともかく、いくらお約束とはいえ、やっぱこんなにあふれていると、飽きが来るわけです。
だから、何とかして、ちょっとずつ差異を作って個性を主張する。
たとえば、最近アニメも始まったバカテスなんかは、斬新でした。
朴念仁ではないんです。バカなんです。
これはすごい。ヒロインの方もすごくて、ツンデレではなくて、バカなんですよ。天然ではなくて、バカなんです。ヤンデレでもなくて、バカなんです。なにこのバカの見本市。
あと、なぜかスピンオフの方が人気がある「とある」シリーズでの対策も画期的でした。毎巻2~3人の割で追加でヒロインを増やしてしまって、えーと、いま19巻でしたっけ?
ヒロイン、って何人でしたっけ状態。たぶん、ファンが三人以上いるところで訊いたら結論出ないと思います。前代未聞のヒロインDoS攻撃。もうやめて、主人公のリソースは0よ。
朴念仁ではない。タスクオーバーでフリーズ中なんですよ。
と、まあ、いろいろなやり方があるわけですが、その中で、主人公には抜きがたい罪の意識があって、その罪悪感のために、人の好意にこたえられない、自分の幸福を追求できない、というパターンがある。
Fateはそのパターンの最右翼だと思っています。まあ、エロゲやギャルゲ余りやらないので、おれが知らないだけかもしれませんけど。どうも、Fateがその一番最初ではない、ってことくらいは聞いたことがありますけど。
おれにとって、何がポイントだったかと言うと、その罪悪感を誰かに許してもらうのではない、ってところでした。
だれでも無い、他ならぬ自分自身が、やってきてくれるんです。はるか永劫の彼方から。
ここは解釈に幅が持てるように、作家が細心の注意を払っているところで、多分、各人、各様のエミヤ像があると思います。そういうところも好感が持てました。廚二臭芬々の物語で、節度のきいたキャラ描写ってなかなか珍しいじゃないですか。
だから、おれのアーチャーは、あくまでおれ解釈ってことで。ひとつ。

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